万年ダイエッターきのみです。
私は高校生の頃から糖質制限ダイエットをしてきました。
高校生の頃は白米を納豆に置き換えて3食納豆を食べていました。
米を抜けばよい‥と簡単に考えていました。
本日は糖質制限をおすすめしない理由を過去の経験を踏まえてお話ししたいと思います。
3大栄養素はタンパク質・脂質・炭水化物です。それにビタミン・ミネラルを加えて5大栄養素ともいいます。
それぞれの働きは
タンパク質:【1g4kcal】主に筋肉や臓器、血液や骨、ホルモンを作る材料になります。
脂質:【1g9kcal】神経細胞やホルモンの材料となり、またエネルギーとしても使われます。余った分は脂肪として体内に蓄えられます。
炭水化物:【1g4kcal】糖質と食物繊維をあわせて炭水化物といいます。エネルギー源になるのは糖質です。余った分は脂肪として体内に蓄えられます。
ビタミン:3大栄養素の代謝をサポートします。
ミネラル:骨や歯の材料となったり、体の調子を整えます。
どれも大切な栄養素で、すべてがお互いに助け合って体がつくられています。
過去の私は、炭水化物はダイレクトにエネルギー源になるから使われなかったら脂肪になりやすいんだと思い炭水化物を控えていました。(脂質も控えていましたが‥)
エネルギー源がなくなると体は悲鳴を上げます。
本来脂肪というのはエネルギー摂取できなくなり、それでも生きていくための定期預金のようなものです。
定期預金を切り崩すためには手続きが必要ですよね?
普段の銀行口座にあるように簡単には引き落とすことができません。
それと同じで脂肪も使われるには体内にあるエネルギーを使ってそれでも足りない場合に脂肪が使われます。
それを最初からカロリー制限をして脂肪をどんどん燃やしなさい!というのも体にはそうとう負担がかかりますよね。
しかも私は低カロリー食材ばかりを食べてダイエットをしていたため、代謝はどんどん落ちていきました。
代謝が落ちるってどうこと?
過去のお話をします。
私は高校生の頃は糖質制限をしていたので白米を納豆に置き換えていました。
看護学校では1人暮らしを始めたため食事付きの下宿に入りました。
そこではご飯が食べ放題だったため節約にもなるので毎食ごはん2膳を食べていました。
すると半年もせずに48kg→57kgに太りました。
(左のしまうまが私です。に、二の腕むちむちですね。)
その後はダイエットを再開し、炭水化物は極力減らすと決めて白米やカップ麺をやめただけで一気に53kgくらいまでは落ちました。
糖質を抜くとすぐに体重が減るのですごく喜んでいました。
その時の私に言いたいのが
糖質は1gあたり3gの水分と結合します。そのため糖質を抜くと必ず水分も減るため体重は減ります。
→最初に体重が減るのは脂肪ではなく水分が減るからです!
その後は就職してからも糖質制限は継続し、玄米1合にしらたき1袋を混ぜたり糖質0麺のうどんを主食にしていました。
体重は48kgを維持していました。
しかし、もともと血圧が90台と低めではありましたが、糖質制限ダイエットは冷え性・低血圧(80台)・力が入らない・フラフラする・常におなかがすく・糖質を摂るのが怖くなる
といった症状が出るようになりました。
また、ダイエットをするとどんどん痩せたいという気持ちも大きくなるため友達とごはんに行って外食をするのも嫌になりました。
おそらくカロリー制限もしていたため体が混乱して血糖コントロール不良となり、自律神経も少し不調だったようです。
一番つらかったのは食後2,3時間でフラフラして力が入らなくなることでした。
そしてある日‥
糖質制限を続けて頑張っていましたが、ある日友人とごはんに行ったときに
「今日だけ」
と思いたくさん食べてしまいました。
「またリセットすればいいや」
と思いながらも
「もういいや」
となりリバウンドしていきました。
その後も同じような繰り返しで体重は48→55kgくらいまでを行ったり来たりするようになりました。
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カロリー制限・食事制限ダイエットの失敗談と痩せない理由
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たくさん食べても糖質を抜けば数キロ簡単に落ちるという考えがあって痩せるのは簡単、維持するのが辛いと思っていました。
糖質をとれるようになったのは、実はここ1年くらいのことです。
体の不調を改善しないとこのままでは生理も止まるのではないかと不安になり、体について勉強するようになりました。
(私は看護師ですが、学生時代解剖生理は大嫌いで国試対策のための勉強しかしていませんでした。)
糖質の代謝について勉強をしてよほど食べ過ぎない限りは脂肪にならないこと、エネルギー源をとったほうが代謝は改善することを知ったのです。
そして同時に腸内環境を整えると痩せ菌が増える?などといった当時のニュースを見ました。
たくさん食べても太らない体づくりをするには腸活だ!と、思い腸活を始めました。
過去の私の体はもっと栄養を摂るように食欲を増やして教えてくれていましたが、私はそれを無視していたので食事をしても満足感が得られない体になっていたのだと今ではわかります。
一番良くなかったと今思うのは、本当はお米も麺もパンも芋も大好きなのに、大好きなものを我慢して控えていたことです。
ダイエットは一生続けていくことなので、一生我慢は絶対によくありません。
食べたいものを少量でも満足できる体づくりが大切なのだと思います。
口にするものだからこそ幸せを感じながら食べたいですよね。
現在の食生活
私の場合食欲コントロールはまだ改善しておらず、しっかり食べてもおなかがパンパンになるまでは食べ続けてしまいます。
頭では腹八分目とわかっていても、どうしても苦しくなるくらいまで食べないと満足できないのです。
体と心を満足するために今はパンパンになるまで気にせず食べています。
たまに寝る直前まで食べてしまうと消化不良で苦しい時もありますが、食べたいものを好きなだけ食べれるというのは本当に幸せです。
特に大好きなさつまいもや今が旬の柿は最高においしいです。
そして食後のふらつきや力が入らないことはなくなったので糖質の効果は絶大だと思います。
人それぞれだと思いますが、私のように糖質制限がつらい方はやめちゃいましょう。
我慢が良くないのでカロリー制限もやめましょう。
ぜひ、体が喜ぶ食事を一緒に探していきましょう。