腸活ダイエッターきのみです。
みなさんはマクロビオティックという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
マクロ:大きい
ビオ:生命
ティック:学
大きい生命学のことですね!(そのままですいません)
長生きのためには大きな視野で生命を見よう!という考えです。
私は今まで低カロリーな食事制限ダイエットをずっと行ってきたので、食事というといかにおなかを満たすかということばかりを重点に考えていました。
低カロリーでも満足できるように炭水化物は極力抑えて鶏むね肉や野菜をどっさり食べて、おなかパンパンで苦しい‥という無限ループ。
その分食べる喜びはありましたが、すごくおなかもすくので焦って食べる自分が嫌でした。
マクロビオティックを知ってからは食べ物と向き合うことが自分の体と向き合うことなんだと気づかされました。
では、マクロビオティックについて解説しますね。
身土不二:人が健康にくらしていくには、その土地や季節に合った食べ物をとることが大切である
一物全体:一つの物を丸ごと全部食べる
陰陽調和:東洋の伝統的な考え方で、体を締めるものは陽性で、緩めるものは陰性、体を温めるものは陽性で、冷やすものは陰性、といったような分け方。暑い季節には陰性の食べ物、寒い季節には陽性の食べ物が向くなど、陰陽のバランス、調和が大切という考え方
身土不二
人間は環境と体は密接に関係しているとされています。
体に取り入れるものもその土地や季節でできたものを摂ることが大切です。
つまり、国産で季節に合った旬の食べ物を積極的に摂ることで体が喜ぶということですね!
一物全体
野菜や果物の皮や芯もまるごと食べようということですね。
食べ物は一つの全体で意味を成すとされており、今まで捨てていた皮にもたくさんの栄養が含まれています。
丸ごと食べることで本来の食べ物が持っているエネルギーを摂取できます。
お米の場合は精製された白米ではなく玄米
大根であれば皮や葉も料理に使いましょう
お魚も1匹骨も食べられる小魚を食べましょう
いのちをいただくという意味では余すことなく食べるのはとても大切ですね。
陰陽調和
食べ物で見ると、体を冷やす陰性の食べ物と、暖める陽性の食べ物があります。
陰は遠心的なエネルギー、陽は求心的なエネルギーですが、相対するものによって陰と陽は変わってくるといわれています。
少し難しいですね。
旬の食べ物が持つエネルギーはとても高いといわれており、生命力も強いです。
たとえば、寒い時期に露地で育った野菜は凍らないよう野菜の成分も濃くなり、甘みが強くなります。
温室育ちの野菜は味も栄養価も大違いで、値段も安くなります。
現在は1年中一定の野菜を収穫することができます。
ぜひとれたて野菜や旬の野菜や果物を積極的に食べましょう。
また、組み合わせもすごく大切で体を冷やす食べ物・温める食べ物といろいろあります。
色々な食材をバランスよく食べることで調和を保てるのです。
マクロビオティックでは穀物(主に玄米)とその土地、季節でとれた旬の野菜を食べます。
そのほかにナッツや豆類も推奨されていますが、控えた方がいいものとしては動物性食品や砂糖です。
動物性食品は大型の魚やお肉、乳製品や卵が当てはまります。
魚の場合は丸ごと食べれる小魚がいいですね。
しかし、禁止食材はなくその時の料理や季節に合わせて組み合わせて摂取できるのも魅力の一つです。
ローフードと似ている部分もありますが、そのままのエネルギーを摂ることは腸にとっても負担が少なく栄養を吸収しやすいのです。
現代は科学の進歩により食品の保存ができるようになりました。
コンビニのお弁当や加工食品は添加物が入っており、すぐに食べなくても傷まないですよね。
ランチ〇ックは賞味期限が切れてもカビが生えない‥という記事をみたことがあり、衝撃を受けました。
日本の技術の進化のすごさと、それを口にする怖さを実感しました‥
やはり添加物は安全とは言われていても体には負担がかかってしまいます。
自然の恵みをそのまま食べることは味覚の刺激にもなります。
素材の味を感じることができて、美味しさを直接味わうことができるなんてすばらしいですよね。
私も加工食品は調味料で味付けされていることが多く、素材の味がわからないといったことも多いのが嫌でした。
農薬が心配な人へ
そのまま食べるのって農薬とか大丈夫?と心配な方も多いと思います。
そんな時はぜひオーガニックの野菜・果物がお勧めです。
農家の皆さんが丁寧に愛情をかけて育ててくれた食べ物を食べましょう。
今では生産者の名前や顔まで確認できるようになりました。
安い野菜や輸入ものの果物も栄養は豊富ですが、少し高くても安全で新鮮な国産野菜や果物を食べるときは『大切に食べよう』と思いますよね。
さいごに
なんとなく食べる、おなかがすいていないけど食べていることはないですか。
またダイエットのために食べたくないけど低カロリー食品を食べる、かさましのために野菜をたくさん食べる‥
など、実は体が満足できていないことはたくさんあると思います。
1食1食を大切に素材の味を感じて無駄なく食べることでエネルギーもわいてきて体も心も満足できる食事ができるようになります。
ダイエットも一生続けていく健康管理だと思うので、心と体が喜ぶ食事を一緒にしていきましょう!